フリーランスで働いている人の中には時間を忘れて働く人がいます。無論、それは充実していますので本人にとってはある意味幸せの時間でもあるわけです。
しかしながら、毎年2月から3月の確定申告時期において、申告をしない引いては納税もしないとなると話は別です。後々、税務署等からなぜ申告をしないのか、早く申告をするようにひいては納税をするように促されることになります。場合によっては追徴による課税、不申告加算税などが取られたりする場合もあり得ます。このようなことにならないように日ごろから準備はしっかりとしておいて、確定申告時期に忘れずに正しい申告と納税ができるように準備はしておくべき事です。
また、このことは青色申告の場合には日ごろから帳簿の整理を行うことも重要となり、その帳簿類の保管も義務付けられていることから、より会計処理等において慎重さが求められるところとなってきます。つまり、確定申告時期にあわてなくても済むように、どのような申告を行うにせよその準備をしっかりとしておくことが求められるということです。
青色申告の場合は関係する帳簿類の保存年限も決まっており、5年間は残さなければなりません。その分、赤字額の翌年度繰り越しや税制面の控除において優遇されるわけですので、こうしたルールについて知らぬ存ぜぬは通用しないことは明白です。申告をする人が責任を持って対応していくことが求められています。